陛下の短歌「戦ひに あまたの人の 失せしとふ…」[2016/01/14 11:54]

 皇居では、新春恒例の「歌会始の儀」が行われ、全国から選ばれた10首が天皇皇后両陛下の前で披露されました。

 歌会始の儀は、共通の題で詠まれた短歌を披露するもので、今年は「人」を題に両陛下や皇族の歌のほか、全国から寄せられた1万9000首のうち入選した10首が披露されました。選ばれた10人の中で最年少は新潟県に住む16歳の男子高校生で、歌には友だちとの日常が詠まれています。天皇陛下は「戦ひに あまたの人の 失せしとふ 島緑にて 海に横たふ」と去年4月にパラオを訪れ、戦没者の慰霊をした時のことを詠まれました。

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