白紙撤回の旧エンブレム 1億円超の費用が無駄に[2016/01/20 00:05]

 白紙撤回された2020年東京オリンピック・パラリンピックの旧エンブレムについて、約1億余りの費用が掛かっていたことが分かりました。

 旧エンブレムはデザイナーの佐野研二郎さんが製作しましたが、別のロゴに似ているなどの問題から白紙撤回されました。19日に大会組織委員会は、選考や発表イベント・商標登録など、旧エンブレムの経費が約1億900万円だったと明らかにしました。そのうち最も額が大きかったのは、発表イベントの経費で約6800万円、ほかに商標調査と登録の経費が3000万円余りでした。代わりの新エンブレムは最終候補4作品にまで絞り込まれていて、春ごろに決定する見通しです。

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