死亡率が40倍「高速道路の逆走対策」 官民で初会議[2016/01/22 16:29]

 高速道路の逆走対策について、国と民間企業による初めての会議が行われました。

 国土交通省によりますと、高速道路での逆走は全国で2日に1回程度の頻度で起こっていて、逆走が絡んだ事故の件数は年間40件前後に上るということです。また、逆走の事故は、高速道路全体の事故と比べて死亡率が40倍と高くなっています。会議では、自動車やETC(自動料金収受システム)のメーカーなど39社も参加し、自動運転システムで逆走を防ぐことやカーナビやETCの音声で警告を出すなどの対策について話し合われました。国交省は、3月をめどに対策の方向性を取りまとめる方針です。

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