“普天間基地”争点の宜野湾市長選 現職が再選[2016/01/25 00:46]

 政府が進める辺野古への普天間基地移設の対応が争点となった沖縄県の宜野湾市長選挙は、現職の佐喜真淳さんが再選を果たしました。

 宜野湾市長選挙は、現職の佐喜真さんが新人の志村恵一郎さんを約5800票差で破り、再選を果たしました。今回の選挙では普天間基地返還への対応が争点となり、安倍政権が佐喜真さんを支援し、沖縄県の翁長知事が志村さんを支援する構図になっていました。
 再選した佐喜真淳氏:「きょうの選挙結果を踏まえて、政府や沖縄県に対しても普天間基地の一日も早い返還に向けた取り組みを要請したい」
 落選した志村恵一郎氏:「辺野古移設を宜野湾市民が反対だと意思を示す選挙だと訴えたが、私の訴えが届かなかった」
 当選した佐喜真さんは辺野古移設の是非には触れず、普天間基地の固定化の断固阻止を訴えていました。

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