福島第一原発 格納容器へのロボット投入延期へ[2016/01/29 00:05]

 福島第一原発の1、2号機について、東京電力は格納容器への調査用ロボットの投入を延期する方針を固めました。

 東電は去年、1号機の格納容器にテレビカメラ付きのロボットを投入し、冷却水から湯気が上がっているなど内部の状況を確認しました。そして、今年3月までに溶け落ちた燃料の位置を確認することなどを目標に次の調査用ロボットの投入を目指していましたが、新たな技術開発が必要だとして来年度以降に延期しました。また、2号機の格納容器へのロボット投入も、投入口の放射線量が安全な水準まで下がっていないため延期となりました。投入時期のめどは立っていません。

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