薄毛に吉報 抜け毛予防のカギは“コラーゲン”[2016/02/05 11:55]

 年を取ると薄毛になるのは、頭皮のコラーゲンが減って髪の毛を作る細胞が機能しなくなるためとする研究成果を東京医科歯科大学のグループが発表しました。

 人間の髪の毛は、毛穴の奥にある細胞で作っています。東京医科歯科大学の西村栄美教授らのグループが、この細胞をマウスで調べたところ、年を取るに従って細胞のコラーゲンが減ることが分かりました。このため、細胞はダメージを受けて次第に機能しなくなり、最後は皮膚細胞に変わってフケや垢(あか)となって落ちるということです。研究グループは今後、コラーゲンの減少を抑える治療法の開発を目指していきたいとしています。

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