弥生時代の青銅器に画が刻まれていたのは全国で初めてです。
鳥取県は、県の博物館が所有している弥生時代の銅剣にサメが描かれていたと発表しました。鋳造した後の青銅器に線画が刻まれているのが見つかったのは全国で初めてです。銅剣には2.3センチほどのサメが描かれていて、鉄を使った鋭利な刃物で削るようにして書かれたとみられます。県によりますと、銅剣は弥生時代には祭事の際に使われていましたが、サメが描かれた理由は分からないということです。鳥取県では過去にも、サメが描かれた弥生時代の土器などが10点見つかっています。
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