宇宙の謎に迫れ 「アストロH」載せ、H2A打ち上げ[2016/02/17 17:53]

 ブラックホールなど「宇宙の謎」に迫る天文衛星を載せたH2Aロケットが17日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。

 (室屋実帆子記者報告)
 ロケットは発射台から宇宙へ飛び立ちました。H2Aロケット30号機は、明るい光と轟音(ごうおん)を響かせながら上昇しました。ロケットには、ブラックホールなどが出すX線を観測する天文衛星「ASTRO−H」が載せられています。X線を観測する感度はこれまでより最大で100倍になり、宇宙の成り立ちの解明につながると期待されています。ASTRO−Hは、まもなくロケットから切り離される予定です。30号機の節目となるH2Aロケットは、無事に衛星を切り離して打ち上げ成功となれば、24機連続での成功です。

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