拉致被害者家族会「制裁だけで終わらないように」[2016/02/22 01:04]

 全国の拉致被害者家族は21日に東京都内で開いた集会で、北朝鮮に対する日本の独自制裁を評価する一方で、政府には「今後も被害者全員の早期帰国へ向けて交渉を継続してほしい」と訴えました。

 拉致被害者家族会・飯塚繁雄代表:「制裁をかけただけで終わりにしないようにというのが我々の強い願いです。制裁はあくまでも被害者帰国のための手段」
 集会には、全国各地から拉致被害者家族12人が参加しました。集会では、日本政府が発表した北朝鮮に対する独自制裁に関しての議論や今後の活動方針について話し合われました。横田めぐみさんの母親・横田早紀江さんは「対話交渉を続けながら、さらに強い制裁も必要」と政府に訴えました。

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