ジカ熱に川崎の高校生感染、“水際対策”すり抜けた[2016/02/26 11:56]

 ブラジルから帰国した川崎市の高校生がジカ熱に感染していることが25日に確認されました。厚生労働省は感染症の予防ガイドラインを見直し、ジカ熱を重点対策の対象に加えることを決めました。

 蚊が媒介する感染症の予防ガイドラインは、都道府県などに対して蚊の発生調査や駆除、医療体制の整備などを求めていて、ジカ熱がこの対象に加わります。成田空港から入国した川崎市の男子高校生は、熱が低かったことなどから検疫所の水際対策をすり抜けていました。

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