拡大の恐れは リオ五輪迎える夏、「蚊」も活発に[2016/02/26 15:52]

 国内でジカ熱を媒介するのは「ヒトスジシマカ」という蚊で、北海道と青森を除く地域に広く生息します。厚生労働省によりますと、活動時期は5月から10月ということで、今の時期に感染が広がる可能性は極めて低いということです。しかし、活動が活発になる夏にはリオデジャネイロオリンピックが開かれ、ブラジルとの人の往来が増えます。ジカ熱は空港など水際で発見するのが難しいため、国内での感染を防ぐには、自治体による蚊の駆除や医療機関による患者の早期発見などの対策が重要になります。

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