分裂山口組“抗争”相次ぎ、情報収集強化を 警察庁[2016/02/29 18:35]

 分裂騒動を巡り、指定暴力団山口組と神戸山口組とのトラブルが相次いでいることを受け、警察庁は全国の警察に改めて情報収集を強化するよう指示しました。

 27日午後9時半ごろ、埼玉県八潮市の神戸山口組三次団体の組長の自宅の壁に銃弾が撃ち込まれた跡が複数見つかりました。また、深夜には、八潮市に隣接する東京・足立区でも、神戸山口組系暴力団組員の男が突然、複数の男に襲われました。神奈川県、富山県では、山口組系暴力団事務所にトラックが突っ込んだり、火炎瓶が投げ込まれるなど各地で抗争とみられるトラブルが相次いでいます。分裂を巡って、双方が組員などの引き抜きをしていることが影響しているとみられています。警察庁は、全国の警察に改めて情報収集の強化を指示し、取り締まりを強化しています。

こちらも読まれています