豊洲新市場「千客万来」 整備・運営会社決まる[2016/03/04 21:47]

 11月に開場する豊洲新市場で、観光客向けの施設「千客万来」を整備・運営する会社が4日に決定しました。

 千客万来を整備・運営をするのは、神奈川県小田原市に本社がある万葉倶楽部株式会社です。東京都によりますと、水産仲卸売場棟と同じ6街区の一部に、江戸の街並みを再現した商業ゾーンと、ホテルや温泉が入る地上10階建てのビルが整備されることになっています。新市場は11月に開場しますが、商業ゾーンは再来年の8月に、ホテルゾーンはその次の年の8月にそれぞれ開業する予定です。千客万来を巡っては当初、事業を予定していた「すしざんまい」を運営する「喜代村」などが採算などを理由に辞退したため、新市場との同時オープンはできなくなっていました。

写真は東京都提供

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