“仮設”の“女性”3割がPTSD 「夢に見たりする」[2016/03/08 16:58]

 仮設住宅で暮らす女性の3割がPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされています。

 厚生労働省の研究班が岩手県沿岸部の被災者約3000人の健康状態を調べたところ、PTSDの症状がある人が男性で18%、女性で24%いることが分かりました。特に、仮設住宅で暮らす女性は34%と高い割合になっています。「思い出したくないのに夢に見たりする」などと回答しています。厚労省は「経済状況やストレスなどで心理的な苦痛が増えている。継続的な心のケアが課題」としています。

こちらも読まれています