日本でも見えた日食 曇り空に神秘的な太陽の表情[2016/03/09 15:00]

 太陽の一部が月に隠される部分日食があいにくの天候のなか、関東地方でも観測されました。

 日食は太陽と月、それに地球が一直線に並んだ時に見られる現象です。日本で観測されるのは2012年の金環日食以来、4年ぶりです。今回は、インドネシアなどでは太陽のすべてが月に隠される皆既日食になりましたが、日本では部分的に隠される部分日食が見られました。東京では9日午前10時12分に欠け始め、午前11時8分に太陽の直径の4分の1ほどが欠けて、日食の面積は最大になり、午後0時5分に終わりました。日本で観測できる次の日食は2019年1月6日の部分日食だということです。

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