隈研吾氏「今なら心配ない」 新国立・聖火台問題[2016/03/10 05:51]

 新国立競技場の計画に聖火台の設置場所が想定されていなかった問題で、設計を担当する建築家の隈研吾さんは「今なら心配はない。今後、演出サイドとの連携をしていきたい」と話しました。

 建築家・隈研吾氏:「(聖火台が)どこにきても、それなりの対応ができる。基本設計の段階なので心配していない。ハードとソフトの連携がないまま走っていったらすごく問題なので、連携を強めないといけないという戒めと受け止めている」
 新国立競技場の整備計画で設計を担当する隈さんは9日、ANNのインタビューに応じ、設置場所について「どこであっても問題はない」との認識を示しました。政府は聖火台の設置場所を検討するワーキングチームを立ち上げていて、4月末までに報告書を取りまとめる方針です。今後について、隈さんは「演出サイドとの連携を楽しみにしていて、早く演出家と協議したい」と述べました。

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