「高校基礎学力テスト」問題のイメージを公表[2016/03/11 21:13]

 生徒が基本的な学力を身に着けているかを確認するために、文部科学省が2019年度から導入する「高校基礎学力テスト」の問題イメージが公表されました。

 高校基礎学力テストは国語、数学、英語の3教科で行い、生徒の相対的な順位を決めるのではなく、基本的な学力を絶対的な目安で測って学習指導に役立てることを目的にしています。文科省が専門家会議で公表した問題イメージでは現在、中学3年生を対象に実施している全国学力テストや公立高校の入試で出された問題をベースに、いわゆる難問・奇問は避けて作られています。文科省では、このような問題を1教科1万問程度用意し、それを組み合わせることで一定のレベルのテストが何回でも受けられるようにする方針です。

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