「若い人が来てくれれば」長野・栄村6強地震から5年[2016/03/12 11:49]

 東日本大震災の翌日、長野県栄村で震度6強の地震が起きてから12日で5年です。復興は進んでいますが、人口の減少が大きな課題になっています。

 5年前の12日午前3時59分に、栄村は震度6強の地震に見舞われました。村内の8割にあたる700棟近い建物が被害を受け、地震後のストレスなどで3人が亡くなりました。住宅や農地の復旧は終わりましたが、村を離れる人が多く、人口はこの5年間で約1割にあたる250人以上減りました。65歳以上の高齢者が半数を占めます。
 栄村の住民:「(5年経って)何となく気持ちは落ち着いた。どんどん若い人が来てくれれば」
 栄村は復興をさらに進めるとともに、若者が定住できる地域づくりを目指しています。

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