サリン事件から21年を前に 遺族らが「死刑」議論[2016/03/14 01:05]

 オウム真理教による地下鉄サリン事件からまもなく21年になるのを前に、遺族やジャーナリストらが死刑制度をテーマにした集会を開きました。

 1995年に発生したオウム真理教による地下鉄サリン事件から今月20日で21年を迎えます。13日、都内では死刑制度をテーマにした集会が開かれ、地下鉄職員の夫を失った高橋シズヱさんや事件を取材してきたジャーナリストらが死刑囚の刑の執行などについて意見を交わしました。
 地下鉄サリン事件で夫を失った高橋シズヱさん:「事件の当事者として、加害者が裁判終わってどういう刑になったか。そういう人たちが裁判の後、どうなっているのかということを知りたい。死刑囚については何も情報の窓口がない。これを作って下さいと」
 高橋さんは17日、法務省に対して刑の執行への立ち会いや執行の通知などを求め、要望書を提出するということです。

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