安易に捨てると生態系の脅威 特定外来生物に22種[2016/03/15 19:30]

 環境省は、ペットとして人気のハナガメなど22種類を新たに特定外来生物に指定する方針を固めました。

 特定外来生物は日本の生態系などに被害を及ぼす恐れがあるとして、現在、110種類が指定されています。環境省は、ペット用の外来生物が公園など野外に捨てられるケースが後を絶たないことから、新たに中国産のハナガメなど22種類を規制する方針を固めました。今年の9月にも施行され、輸入や販売などが禁止されます。一方、国の許可を得れば引き続きペットとして飼うことができるため、環境省は安易に捨てないよう呼び掛ける方針です。

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