暴力団抗争巡り 警察庁長官が愛知県警に警戒強化を[2016/03/16 00:05]

 指定暴力団山口組と神戸山口組との対立抗争が激しくなるなか、警察庁の金高雅仁長官が暴力団「弘道会」の捜査に携わる愛知県警の捜査員らに組織の弱体化を目指し、取り締まりを強化するよう指示しました。

 警察庁・金高雅仁長官:「六代目山口組において、弘道会がその中心的役割を担っていることは明らか。弘道会の弱体化なくして本件抗争の防遏(ぼうあつ)はあり得ない」
 金高長官は、山口組の司忍、本名・篠田健市組長の出身団体「弘道会」の捜査に携わる愛知県警の捜査員らに対し、改めて取り締まりの強化を指示しました。山口組と神戸山口組を巡っては、警察庁が「対立抗争状態にある」と認定した後も発砲事件などが起きていて、全国の警察は警戒を強化しています。

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