人工知能使った小説 文学賞1次審査まで通過[2016/03/21 22:37]

 公立はこだて未来大学などの研究グループは21日、人工知能が書いた小説がSF作家・星新一さんにちなんだ文学賞の1次審査まで通過したと発表した。研究グループはまず、サンプルとなる小説をいったん人間が書いたうえで、単語やフレーズなど小さな塊ごとにばらし、似たような大量の選択肢を用意。人工知能がそれらを選択して文章を組み立て、別の似たような小説を書いたのだという。
 公立はこだて未来大学・松原仁教授:「結構、理屈っぽい文章です、作品は。人間が8割、人工知能が2割って今回の応募作品、貢献度を持ってるんですけど、最低限のレベルには達したのかなとうれしくは思いました。恋愛ものは将来、やってみたいと思います」

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