6100人…神戸山口組指定暴力団に向け 意見聴取会[2016/03/22 11:53]

 指定暴力団山口組の分裂に伴う抗争とみられる事件が相次いでいます。山口組から分裂した神戸山口組は、指定暴力団の指定をまだ受けていませんが、警察は構成員などが6100人いるとみています。このうち4%以上が犯罪に関わっているとして、兵庫県公安委員会は指定暴力団の指定に向け、22日に組幹部らを呼んで意見聴取会を開きます。

 神戸山口組は去年8月、山口組から分裂した傘下団体の幹部が新しく結成したもので、兵庫県淡路市を拠点とし、直系組長は23人、構成員などは6100人に上ります。神戸山口組は現在、暴力団対策法で規制の対象となる指定暴力団ではないため、兵庫県の公安委員会は22日午後から神戸山口組の組幹部らを呼び出し、指定に向けた意見聴取会を開きます。聴取会では、神戸山口組が意見を述べたり、指定について異議を申し立てる資料を提出したりすることができるということです。

こちらも読まれています