一番列車「はやぶさ10号」 新函館北斗駅を出発[2016/03/26 09:00]

 整備計画から43年、多くの北海道民の悲願だった北海道新幹線が26日に開業しました。

 北海道の新函館北斗駅では午前5時45分から、石井国土交通大臣をはじめ、北海道の高橋はるみ知事らが出席し、開業の式典が行われました。そして、午前6時35分、わずか25秒でチケットが完売した東京行き上り一番列車「はやぶさ10号」が出発しました。北海道新幹線は新函館北斗と東京を最短4時間2分で結ぶほか、これまでの半分ほどの所要時間で新青森とを結びます。開業への思いが強い鉄道ファンも多く、一番列車に乗って鹿児島県まで新幹線で縦断しようとする人や一目見ようという人など、25日朝から並んでいる人もいました。また、本州側の新青森駅や東京駅でも出発のセレモニーが行われ、開業のお祝いムードを盛り上げました。

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