“潜在待機児童”6万人 待機児童の2.6倍 厚労省[2016/03/29 05:57]

 親が育休中などの理由から自治体が待機児童として数えていない、いわゆる「潜在待機児童」が去年4月時点で約6万人いることが分かりました。

 潜在的な待機児童を巡っては、今月、厚生労働省が認可保育所に入れなくても認可外に入れたことで、待機児童と扱われない子どもなどが約4万9000人いることを明らかにしています。28日、新たに待機児童に含まれていないことが分かったのは、「親が育児休業中」の5334人、「親が求職活動を休止している」4896人など約1万1000人で、希望した認可保育所に入れない潜在的な待機児童は6万人を超えることになります。厚労省が定義した待機児童として正式に発表されているのは去年4月時点で約2万3000人で、その2.6倍の子どもが定義から除外されていることになります。

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