さらにレトロに…荒川線、60年前のデザインで復活[2016/03/29 09:01]

 1960年代から使われてきた都電荒川線の車両が、さらにレトロなデザインで復活しました。

 28日に公開された都電荒川線の7700形は、約60年前から使われてきた車体の台車部分などを改修しています。デザインについては、改修前の車体よりもさらに古い昭和初期に走行していた都電をイメージしていますが、台車部分や制御装置などは最新のものが使われています。省エネ効果や乗り心地、安全性は以前よりも向上しているということです。去年から、都の交通局の若手職員らが沿線地域の活性化の取り組みとしてデザインなどを検討してきました。7700形は来年度までに合わせて8両が導入され、観光客を呼び込むことにも活用されます。

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