2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムの最終候補4作品が発表されました。ただ、当初、選んだ最終候補には商標調査で問題が判明したものがあり、次点の作品などからも選ばれています。
最終候補の4作品は約1万5000点の応募のなかからエンブレム委員会が選考し、8日に発表されました。25日にこのなかから1つが選ばれます。エンブレム委員会は1月に候補作品を4点まで絞り込んでいました。その後、商標の調査をしたところ、このうち3点に問題があることが分かりました。このため、次点の作品で商標に問題がなかった2点を、さらに、その前の審査まで残っていた作品から1点を繰り上げたということです。大会組織委員会は「商標調査で作品がゼロになる恐れがあったため、繰り上げた」などとしています。
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