熊本で震度7 強い余震続く 気象庁前から最新情報[2016/04/14 22:17]

 14日午後9時26分ごろ、熊本県内で震度7の地震が発生しました。気象庁前から報告です。

 (社会部・郭晃彰記者報告)
 14日午後10時7分にもマグニチュード5.7、最大震度6弱の余震が起きています。これは、午後9時26分の震度7の本震以降も震度4の地震が3回起きるなどしていて、今も非常に多くの余震活動が起きています。震度1以上の体で感じる揺れもかなり多く起きている恐れがあり、夜間ということもありますので十分に注意して下さい。気象庁では午後11時半から記者会見を行う予定です。現在、地震の担当者が気象庁にバタバタと集まっていて、今回の地震のメカニズムや、なぜこれほど強くなったのか、原因の分析に追われています。今回、マグニチュード6.7とさほど大きくなかったのですが、震源が10キロと浅かったことから、震度7を観測したものと思われます。気象庁によりますと、震度6弱以上のところでは多くの建物で壁のタイルや窓ガラスが破損・落下したり、耐震性の低い住宅が多数、倒壊するなどの被害が生じている可能性があるということです。熊本地方は1980年以降の地震の活動を調べました。2011年には熊本地方で震度5強、2000年にも熊本地方で震度5弱の地震が起きています。いずれも震源は浅く、10キロ程度だということです。気象庁の会見は午後11時半から行われます。厳重に警戒を続けて下さい。

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