商店街アーケード崩れる 熊本市内でも大きな被害[2016/04/16 11:50]

 熊本市内でも大きな被害が出ています。商店街ではアーケードの一部が崩れ落ちました。

 (社会部・鈴木彩加記者報告)
 熊本市東区に位置する50年以上の歴史をもつ商店街です。この商店街には約20年ほど前、約500メートルほど続くアーケードが設置されました。今回の地震では、まさにそのアーケードを支える支柱が折れてしまいました。隣接するスーパーや銀行が入る建物が崩れ、それに押し出されるような形で直径1メートルほどの支柱が2本、ポッキリと折れ曲がってしまっているのが分かります。今のところ、けが人の情報は入っていないということです。商店街に慣れ親しんだ地元の方は、「このアーケードができたおかげで雨の日も買い物がしやすくなっていた」と話す一方で、「今後も余震が続くようであれば、このアーケードによって大きな被害が出てしまうのではないか」と不安の色が隠せない様子でした。一刻も早い街の生活の再開が望まれています。

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