内陸で起きた地震としては最も多い回数 気象庁[2016/04/17 11:52]

 今回の熊本地震の回数は1995年以降、内陸で起きた地震としては最も多い回数であることが分かりました。

 (社会部・中條雄喜記者報告)
 気象庁は、熊本県や大分県で17日午前10時までに合わせて410回の地震が観測されていることを明らかにしました。これは1995年の観測開始以降、内陸で起きた地震としてはこれまでに最も多い回数です。また、16日午前9時16分に熊本県八代市でマグニチュード4.5の地震が起きた後、熊本地方南西部でも地震活動が高まっていることを明らかにしました。
 気象庁地震火山部・青木津波監視課長:「いつまでと言い切るのは非常に難しいです。少なくとも1週間程度は、最大震度6弱の地震とかそういうものに警戒が必要」
 気象庁は今回の地震について、かなり特殊な地震だと話していて、地震のメカニズムなどについてはまだまだ状況を把握できていません。16日に起きたマグニチュード7.3の地震についても今のところの本震だと話しています。今後も引き続き、震度6弱前後の強い地震が1週間程度は発生するとして、気象庁は警戒を呼び掛けています。

こちらも読まれています