解体中のビルの足場が崩落の瞬間 多摩市で強風[2016/04/17 15:55]

 低気圧の影響で強風が吹き荒れるなか、東京・多摩市では解体中のビルの足場が崩れました。

 17日午前10時半ごろ、多摩市関戸の解体工事中の9階建てのビルで、金属製の足場が強風にあおられて崩れました。足場はブルーシートごとめくれ上がってそのまま下に落下し、歩道にパネルやパイプなどが散乱したということです。現場は、京王線聖蹟桜ヶ丘駅から100メートルほど離れたビルの解体現場で、当時、通行人はおらず、けが人はいませんでした。警視庁は周辺の道路の通行を規制し、機動隊を派遣して足場の撤去作業を進めています。17日の多摩市は、日本海にある低気圧に向かって強い南風が吹き、多摩市に近いアメダスの観測地点がある府中市では、午前10時半に最大瞬間風速20.7メートルを観測しています。多摩市では、17日は明け方から強風注意報が発表されています。

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