1番必要なのは水…熊本市内スーパーに長蛇の列[2016/04/17 17:34]

 物資が不足しているために避難をしていない人たちの生活にも影響が出てきています。熊本市のスーパーから報告です。

 (鑪加奈記者報告)
 熊本市内のスーパーではこれまで、2000人以上のお客さんが食べ物や飲み物を買い求めに来ているということです。そして、すぐに食べられるものを買い求めたいということで、パンがすでに売り切れています。カップ麺もすでに品切れ状態だということです。その次に買い求めているのが、温かいものを食べたいということで冷凍食品を買い求める人が多くいて、油を使って作るもの以外はすべて品薄状態となっています。断水しているということで、今一番必要としているのは水です。顔を洗ったり手を洗ったり料理をしたりと何にも使う水ですが、売り切れている状態です。苦しい生活のなかで、食べ物や飲み物を買い求めていました。
 買い物客:「お水が出ないので、とりあえずお水を買いに来た。追加で買っておかないと不安なので、(他の店舗も)回ってみたい」「料理を作ったりできないので、手軽に食べられるものがあるといい」
 そのほかにも、避難生活が長引くかもしれないということで、おむつや生理用品、薬などを買い求めていました。このスーパーでは随時、入荷があるということですが、まだしばらく食べ物や飲み物が不足する状態が続きそうです。

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