空き巣被害訴える被災者の通報が相次ぐ 熊本地震[2016/04/18 01:28]

 熊本地震で避難した住民から空き巣被害を訴える通報が相次いでいることが分かりました。

 警察庁によりますと、17日正午までに、住民らが避難した住宅や事務所で空き巣の被害があったとする110番通報が約20件ありました。熊本市内が中心で、建物などの被害が大きかった熊本県南阿蘇村からの通報はありませんでした。警察では人命救助活動を優先していて、被害の確認をできないのが現状です。東日本大震災や茨城県の水害の際にも空き巣被害が多発しました。警察は移動交番を設置したりパトロールを強化するなど警戒にあたるとともに、住民らに注意を呼び掛けています。

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