熊本県南阿蘇村の土砂崩れ現場では、新たに亀裂が見つかったという情報で自衛隊の捜索活動が一時、中断されるなど緊張した状態が続いています。現場上空から報告です。
 (広瀬隼也記者報告)
 (Q.上空から見て亀裂、あるいは崩落の危険がある箇所は確認できるか?)
 現在も捜索活動が続いていますが、20日午後1時くらいに空撮写真で山に亀裂が見つかったということで、一時、マスコミを含めて捜索隊も全員避難するという緊張が走りました。京都大学の火山研究センター近くで、幾筋も亀裂が確認できます。恐らく、この辺りのどれかが亀裂として20日に確認されて、その後、新たなものではないと分かった亀裂だと思われます。午後2時半から捜索が再開しています。自衛隊や警察、消防によって捜索が続けられていますが、目に見える範囲でも重機6台で捜索を続けていて、少し離れたところから警察、消防、自衛隊の方々が捜索の行方を見守っているという状況です。重機が掘り進めて捜索をしています。ただ、その近くにも自衛隊の方々がいて、スコップを持った自衛隊の姿も最前線にありました。                      
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