熊本地震 22日の不明者の捜索は大雨の影響で中止に[2016/04/22 00:20]

 熊本地震ではこれまでに48人の死亡が確認されています。激しく雨が降り続いているため、安否が分かっていない人の捜索は22日も中止するということです。

 熊本地震では48人が死亡しましたが、うち14人が死亡した熊本県南阿蘇村では現在も2人と連絡が取れないままです。1人と連絡が取れない高野台団地の土砂崩れの現場では、自衛隊員100人に加え、警察と消防が24時間態勢で捜索を続けていましたが、21日午前4時すぎに雨が激しくなったため、捜索を一時中断しました。熊本県では大雨の影響で土砂災害の危険性が高まっているため、22日の捜索も中止となりました。一方、南阿蘇村では土砂崩れを警戒し、20日夜から新たに避難指示を出し、現在は1629世帯、3900人に避難指示が出されています。雨が上がった後も土砂災害の危険性があるため、今後も復旧活動が難航することが予想されます。

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