週末ボランティア 清掃、炊き出し、散髪に本領発揮[2016/04/23 11:48]

 震度7を2度観測し、大きな被害が出ている熊本県益城町には、23日朝から大勢のボランティアが訪れています。避難所から報告です。

 (上間貴大記者報告)
 益城町は朝から雨が降ったりやんだりを繰り返していて、少し肌寒く感じます。土曜日ということもあり、益城町の避難所には朝からいつもより多くのボランティア、そして、全国各地から救援物資を届ける人々が訪れていて、トイレの清掃を進めたり、炊き出しの手伝いなどにあたっています。なかには、市内に住む人も手伝いに来ていました。
 熊本市の美容師:「美容室が営業できないので、地震で。シャンプーの無料サービスとカットを。ちょっとでも役に立ちたいということで」
 町内では、仕事の休みということで、被害に遭った自宅の様子を見に来たり、家の中の片付けを進める姿が目立ちます。しかし、町中の道路のひび割れなどはそのままで、復旧は進んでいません。避難所には高齢者も多く避難していて、「介護用品などがまだ足りていない」と話していました。益城町の避難所には午後、安倍総理大臣が訪れる予定です。

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