熊本地震 余震1000回超え…約3万6000人が避難生活[2016/04/28 11:45]

 熊本地震の発生から28日で2週間です。地震の回数は1000回を超え、今も約3万6000人が避難生活を余儀なくされています。

 14日の発生以降、地震の回数は28日午前10時までに1003回になりました。気象庁によりますと、マグニチュード3.5以上の地震の回数は1995年の阪神・淡路大震災以降、内陸や沿岸で発生した地震で過去最多となっています。この地震による死者は49人に上り、依然、1人が行方不明になっています。また、避難所で亡くなったり、エコノミークラス症候群で亡くなるなど地震の関連死は16人となっています。住宅の被害は一部損壊も含めると2万7000棟を超えていて、約3万6000人が今も避難生活を余儀なくされています。被害が大きい熊本県益城町や熊本県阿蘇市など1万5000戸で断水が続いていて、都市ガスは約2万戸が依然、復旧していません。

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