伊勢志摩サミット来月に控え、都庁でテロ対策会議[2016/04/29 00:18]

 伊勢志摩サミットを約1カ月後に控えて行われた東京都などによるテロ対策会議で、警視総監が鉄道会社など民間事業者に対して協力を求めました。

 高橋清孝警視総監:「昨今の国際テロは首都において発生し、地下鉄などの不特定多数のものが集まる、いわゆる『ソフトターゲット』が狙われました」
 28日午後、東京都庁で鉄道会社やライフライン事業者らを集めたテロ対策会議が開かれました。会議に出席した高橋警視総監は伊勢志摩サミットを来月に控え、鉄道の駅など集客施設の警戒警備体制を強化していると説明しました。さらに、「警察だけでテロの発生を防ぐことはできない」とも述べ、来月のサミットや2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、官民一体となった取り組みやテロに屈しない姿勢を持ち続けるよう事業者らに協力を求めました。

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