4割が希望通らず 厚労省「保活」アンケート[2016/04/29 00:05]

 子どもを保育園に入れるための活動、いわゆる「保活」をした保護者のうち、4割が希望の施設に入れなかったことが初の実態調査で分かりました。

 厚生労働省が行っている保活に関する実態調査によりますと、保活を開始した時期は「出産後6カ月未満」が22.6%と最も多く、「妊娠中」は15.4%、「妊娠前」も4.3%いました。しかし、「希望通りの施設を利用できた」と回答したのは約6割で、4割が希望の保育施設に入れなかったということです。また、保活で苦労したことについて「市役所などを何度も訪問した」「育休を短縮した」「転居する必要があった」などの回答がありました。厚労省は「5月中旬まで調査を続け、実態把握に努める」としています。

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