「危険」建物1万2000棟超 東日本上回り過去最多[2016/04/30 16:30]

 熊本地震で、倒壊の恐れがあるとして「危険」と判定された建物は1万2000棟を超えて、東日本大震災を上回ったことが分かりました。

 国土交通省によりますと、これまでに熊本県内の4万3000棟余りを対象に、建物の危険性の調査が行われました。その結果、倒壊の恐れがあるとして「危険」と判定された建物が1万2013棟あることが分かりました。東日本大震災では1万1699棟で、これを超えて過去最多になりました。ただ、東日本大震災では津波で流された建物などは数に含んでいないため、国土交通省は単純には比較することはできないとしています。

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