フェリー乗客2人が下船せず 海中に転落の可能性も[2016/05/04 19:12]

 茨城県の大洗港に入港したフェリー「さんふらわあふらの」の乗客2人の下船が確認できていないことから、茨城海上保安部は海中に転落した可能性もあるとみて捜索しています。

 4日午後2時半ごろ、商船三井フェリーから「フェリー『さんふらわあ ふらの』の乗客2人の下船が確認できない」と茨城海上保安部に連絡がありました。海上保安部によりますと、行方が分からなくなっているのは乗船名簿から60代の夫婦とみられていて、船内には2人のものと思われるかばんが残されていたということです。かばんの中には衣類が入っていたものの、身元を示すような所持品はありませんでした。フェリーは3日夜に苫小牧港を出て、4日午後1時半すぎに大洗港に入港していました。海上保安部では、航空機や巡視船などを出動させてフェリーの航路を捜索しています。

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