被災地は夏日に 避難生活で熱中症の懸念高まる[2016/05/13 00:05]

 熊本地震の被災地は12日に夏日となり、さらに気温が上がるとみられる週末にかけ、車中泊などをする被災者に熱中症の懸念が高まっています。

 テント生活の人:「木陰にいるか、クーラーが利いた所にいないと体壊すね。急激な暑さにね」
 地震で被害を受けた熊本県益城町では12日、最高気温が25度を超える夏日になりました。ボランティアスタッフがテントや車で避難生活を送る人たちに具合が悪い人がいないか見回りを続けました。
 保健師:「トイレを我慢して水分を取らない方とかもいますので、この暑い時期は特に気を付けて頂きたい。暑くなるので、食中毒の問題もあります」
 熊本は週末にかけてさらに気温が上がり、今年一番の暑さになる予報で、益城町は避難所に新たなエアコンを設置したり、チラシで熱中症への注意を呼び掛けたりして対策を進めています。

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