被害者の早期救出を訴え 特定失踪者家族が要望書[2016/05/19 05:57]

 北朝鮮に拉致された可能性が濃厚とされる特定失踪者の家族が、進展しない拉致問題に対し、被害者の早期救出を改めて政府に訴えました。

 1974年に新潟県佐渡島で失踪した大沢孝司さん(当時27)の兄・昭一さん(80)らは18日、加藤拉致問題担当大臣に被害者の早期救出を求める要望書を渡しました。
 特定失踪者・大沢孝司さんの兄、大沢昭一さん:「総理も、特定失踪者もすべての拉致被害者も同等に扱うと常に言ってくれているが、現実は差がある所を何とか同一に扱ってもらいたいと」
 昭一さんは、今月4日にも国連本部で開かれたシンポジウムで国際社会の協力を訴えています。

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