“第1子出産”は高齢化 出生率、21年ぶりの高水準[2016/05/23 17:22]

 出生率が上昇し、21年ぶりの高水準です。

 厚生労働省によりますと、去年、生まれた赤ちゃんは5年ぶりに増加に転じ、前の年よりも2117人多い100万5656人でした。1人の女性が生涯に生む子どもの数を表す「出生率」は0.04ポイント増えて1.46でした。1.45を超えたのは21年ぶりです。都道府県別では、沖縄が最も高い1.94、東京が最も低い1.17でした。出生率は、2005年に過去最低の1.26を記録してから緩やかな上昇傾向が続いています。特に30代の出生率が上昇していて、第1子を出産した時の母親の平均年齢は30.7歳で、40年前と比べて5歳高くなっています。

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