世界初 フンボルトペンギンの人工授精に成功[2016/05/25 00:05]

 山口県下関市の水族館で、絶滅危惧種に指定されているペンギンの凍結精子を使った人工授精に世界で初めて成功しました。

 下関市の水族館「海響館」では、フンボルトペンギンの人工授精に4年前から取り組んでいて、先月、雄と雌の2羽が孵化(ふか)しました。絶滅危惧種に指定されているフンボルトペンギンの凍結精子を使った人工授精は世界で初めてだということです。
 海響館展示部海獣展示課・久志本鉄平主任:「世界の多くのペンギンが絶滅危惧種になっているので、その保全にも役立てたらすごく良いと思う」
 2羽は順調に成長していて、来月には巣立ちの時期を迎えるということです。

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