海の警戒も一段と厳しく 真珠養殖に「特別な旗」[2016/05/25 11:50]

 伊勢志摩サミット開幕を控え、周辺では船の往来が厳しく制限されていますが、真珠の養殖業者は「特別な旗」を掲げて作業を続けています。

 賢島がある英虞湾は真珠の養殖で知られ、アコヤ貝に「核」を入れる作業がピークを迎えています。養殖業者は配られた旗を目立つように掲げて作業を行っています。
 真珠養殖業者・山崎広成さん:「旗をもらえると安心して工場に行けるので、良いアイデアを作ってくれたと思う。島に渡れるので良かった」
 旗は免許証などのチェックの後に毎朝、配られ、夕方にはすべて回収されます。偽造を防止するため、赤、緑、黄色などをローテーションさせています。サミットによる船の航行規制は28日まで続けられる予定です。

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