被災住宅の2次調査はじまる 罹災証明遅れる懸念も[2016/05/25 11:53]

 熊本地震で被害を受けた家屋への罹災(りさい)証明書の発行を巡って、再調査を求める声が上がっていて、これを受けて熊本市では25日から2次調査が始まりました。

 罹災証明書の発行を巡っては、各市町村の担当者が申請のあった家屋を外から目視して「全壊」から「一部損壊」まで4段階で判定します。ただ、判定に納得がいかず、再調査を申請している人がANNの調査で少なくとも3000件に上っています。室内や基礎部分も調査するなど時間が掛かる2次調査の件数が増えれば、罹災証明書の発行がさらに遅れることが懸念されています。

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