国交省が検査に立ち会いも 三菱自不正問題[2016/05/26 05:58]

 三菱自動車の燃費データ不正操作問題を受け、国土交通省は、メーカーがデータを測定する際に抜き打ちで立ち会う方針を固めました。

 三菱自動車は、軽自動車などで燃費を測る際に必要なデータを改ざんして国に提出し、実際よりも燃費が良く見えるように偽装していました。国交省はこれまで、メーカー側から提出されたデータをそのまま使っていたため、不正を見破ることはできませんでした。このため、国交省は今後、メーカーが走行抵抗値などのデータを測定する際に抜き打ちで測定現場に立ち会う方針を固めました。また、ブレーキ試験に必要なデータについても、食い違いがないか実車を使って調べることにしています。

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