JOC調査チームが初会合 五輪招致“不正”疑惑[2016/05/26 11:55]

 2020年東京オリンピックの招致を巡る不正資金疑惑で、JOC(日本オリンピック委員会)は当時の経緯を検証する調査チームの初会合を開きました。

 JOC調査チーム・早川吉尚座長:「(守秘義務のある)コンサルタント契約がどのような形であれば我々が閲覧できるかということの検討も始めたばかり」
 この問題では、東京オリンピックの招致委員会が国際陸上競技連盟前会長の息子に関係するとみられる会社に2億3000万円を支払っていて、フランスの検察当局が不正な資金の疑いがあるとして捜査しています。当時の招致委員会理事長でJOCの竹田会長は、コンサルタント契約に基づく正当な支払いと説明しました。調査チームは今後、招致関係者から事情を聴くなどして資金の違法性を検証します。

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