ゾウの「はな子」死因は自らの体重による呼吸不全[2016/05/27 21:06]

 東京都は、26日に死んだ日本最高齢のゾウの「はな子」について、横に倒れて起き上がれず、自らの重さで呼吸不全になったことが死因だと発表しました。

 東京・武蔵野市の井の頭自然文化園で飼育されていたアジアゾウのはな子は26日未明、ゾウ舎の中で前足を折るようにして倒れました。その後、起き上がれず、午後3時4分に息を引き取りました。東京都は27日、遺体を解剖した結果、自らの体重で肺が圧迫されて呼吸不全になったことが死因だと発表しました。動物園に設置された献花台には27日だけで535人が訪れ、花などを手向けました。遺体は今後の研究に役立てるため、国立科学博物館に寄贈されることになります。

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